卒壽を記念して 当クリニックの診療実績をまとめる |
NO.545 2016/2/14 |
※ 当クリニックが自信をもってお応えできる治療 ① アトピー性皮膚炎を治す (平成19年7月 著書発行) ② 「にきび」を上手に治す (平成19年7月 著書発行) ③ 低出力レーザー治療の効果 (平成19年7月 著書発行) 低出力レーザーの作用機序 ① 神経伝達の正常化 ② 血液循環の改善 ③ 免疫機能賦活化、免疫抑制 ④ 酵素活性を上げる ⑤ 抗炎症作用 ⑥ 鎮痛作用 ⑦ 創傷治癒促進 当クリニックにおける低出力レーザー治療の経緯 当クリニックでは半導体レーザー治療器による治療を10年以上前に はじめましたが、 平成5年1月よりファインレーザーEL700 を使用し始め、 平成7年4月よりメディレーザーソフト150を 平成12年3月よりメディレーザーソフト1000を使用し、 最近は専らメディレーザーソフト1000で、一点15~30秒 を基準に照射することにしています 次に本治療の代表的な病変について述べる 1.帯状疱疹の治療において重要なポイントをしめている 帯状疱疹に対する本来の治療法(ノイロトロピン注射、抗ウイルス製剤、鎮痛消炎剤の内服)に併用するもので、この場合出来るだけ痛点を探し、神経痛が止まるまで照射することにしています。通常最初の1週間は出来るだけ毎日照射することを原則としています。 2.浸潤高度な慢性病巣、とくに慢性痒疹、結節性様疹 このように浸潤の強い皮膚は、ステロイド軟膏をいくら頻回に塗っても中々軽快しませんが、上記の照射条件で大体1週1回の照射を繰り返すことにしています。 次にその1例を示しますと、 80才女性で頑固な結節性痒疹(両下腿)の症例で、痒みが強く、注射、内服を続けながら、いくらステロイド軟膏を塗布しても軽快しなかったので、この時点ではメディレーザーソフト150を使用していましたが、大体1週1回、一点30秒ずつの照射を併用したところ、約5ヶ月して殆ど治癒しました。 3.円形脱毛症に対して 1977年に中国ではじめられた、所謂“レーサー鍼”の理論を応用して、発毛に関する頭の『ツボ』である百会・天柱を中心にレーザー照射を行っています。 「症例」24歳女性:多発性円形脱毛症(アトピー鑑別試験陽性・IgE 1788) ・ノイロトロピン・ヒスタグロビン皮下注射による非特異的変調療法に、 ・セファランティン+セルテクト内服と ・トプシムローションを外用しながら。メディレーザーソフト1000mWの レーザーを1週1回、発毛のツボである百会、天柱に一点30秒ずつ照射を続けたところ、治療後3ヶ月位でやや軟毛の発育をみ、3ヶ月で発毛は著名となりました。 4.頑固な「にきび」の外用療法における補助療法の一つとして 「にきび」治療の有力な光線療法として、頑固な「にきび」の硬桔に対して一点30秒ずつの照射を繰り返しますと、症状は著しく軽快することを経験しています。 ※ 当クリニックの開発した理想の全身シャンプー 新世紀に向けて理想の全身シャンプーをつくる(2001年1月) スキンケアの第一歩である皮膚の清浄、とくに入浴の問題は、温泉地・別府に住む人々にとっては切実な問題であり、常にわたしの脳裏から離れられない問題でした。 過去3回にわたる入浴調査の結果を生かし、何時かは理想的なシャンプーをつくりたいと思っていましたが、2001年1月、東京の化粧品メーカーの協力を得て、オリジナルの全身シャンプー(ジェイ・エヌ全身シャンプー)をつくることが出来ました。 ジェイ・エヌ全身シャンプーの特徴 ・『あか』や『よごれ』は取るが、最後の脂気は残し、しっとりと皮膚を保護する。 ・温泉のような硬水で使っても、普通の石鹸と違い、肌を荒らさない。したがって、アトピーの人も安心して使える。 ・普通の中性洗剤と違って、泡は分解しやすく、公害を残さない。 |