最近とくに思うこと
NO.531 2015/1/29

※ 皮膚科医として、この道既に60年

 昨年1月1日正月わたしは88歳になり、皮膚科医として丁度60年を迎えました。今年は89歳(数えで90歳)、わたしは先に「皮膚科医として この道60年」と題して述べましたが、この度 これを機会にわたしが歩いて来た道を再び振り返ってみたいと思います。

皮膚科医としてのわたしの生き方

 皮膚科医として60年が過ぎ、郷里別府に帰って開業して46年になります。
また、ロータリー・クラブに入会して44年が過ぎました。
この44年にわたるロータリーの体験は、皮膚科医としての職業奉仕に磨きをかけながら現在に及んでいます。
 私の職業奉仕は、『常に大所高所より、あくまでも患者さんのために』にあります。
 安易に患者さんの要求に応ずることのみが医師の職業奉仕ではないと思います。
 患者さんのために、常に新しい夢をもち、現時点において最善の治療が提供できるよう、研鑚を怠らないことであります。

 皮膚科医は単に皮膚のみならず、場合によっては皮膚を通して人間全体を考え、更には、まわりの環境をも念頭におく必要があることを考えてきました。
 とくにわたしたち開業医は、地域医療の第一線にあって多くのありふれた皮膚病患者に接するわけですから、これと積極的に取り組み、上手に治せる医師でなくてはなりません。 
 そのためには、皮膚症状並びにその治療経過を細かくみることは勿論ですが、その原因なり、それを治りにくくしている背景を探るため、必要な諸検査を行い、この検査所見を参考にして皮膚症状を診、それに合わせた治療法を選び、治療経過を細かく診なければなりません。
 とくにアレルギー性皮膚疾患の場合にあっては、アレルギーに対する処置は勿論ですが、場合によっては神経、とくに自律神経ならびに内分泌の影響をも考えた、三位一体の概念に基づく治療が必要と思う次第です。

わたしの会得したロータリー哲学と、その実践

 わたしは1970年9月以降ロータリアンとなり、別府ロータリー・クラブについで、別府中央ロータリー・クラブ会員として44年が過ぎましたが、この間に会得したロータリー哲学の実践は今やわたしの生きがいとなっています。

ロータリー哲学について
 わたしは“Thoughtfulness of and helpfulness to others”『思いやりの心をもって他人のために尽くす』という言葉と、“He profits most who serves best”『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』という言葉が好きですが、これがそのままロータリー哲学を最も適切に表現した言葉だと思っています。

そこで、最もよく奉仕するにはどうすればいいかといいますと、       
Nothing but the Best の奉仕 を考える
・・・これ以上良いものはつくれないものをつくる
・・・これ以上のサービスはできないサービスをする
そのためには
To dream a new dream
・・・常に新しい夢をみながらどうすれば他人のためになるか、
まわりの環境に役立つか、常に新しい視点より考え、これを実行に移す。

最後の2つの言葉は、ロータリーの心を自分の職業に生かすために心がけているわたしの好きな言葉ですが、地域のために何か良いこと、新しいことができないか、常に新しい夢をえがきながら毎日の仕事にベストを尽くすよう心がけています。

※ 現在、 現役で 親、子、孫 3世代にわたり医療に従事している
 

  わたし :  鳴海クリニック 院長
  長 男 :  別府医療センター 救急部長 
  孫    :  沖縄中部病院 救急医リーダー

 
 以上のことをわたし自身ほこりに思い、感謝していますが
この度、孫の発案でこの1月8日、木村写真館において3世代が白衣を着て並び、記念撮影を行いました。

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