再び、わたしの信奉する「ロータリー哲学」について
NO.541 2015/11/28

わたしは皮膚科医としてこの哲学の実践に向かって努力していますが、皮膚科医として60年が過ぎました。また、来年1月1日90歳の誕生日をむかえます。
 
1926年1月1日・・・ 誕生
1970年9月・・・別府ロータリークラブ入会
1989年3月・・・別府中央ロータリークラブ創立会員
ロータリー歴45年

ロータリーに入会して45年が過ぎましたが、これを機会に再び、わたしの信奉する「ロータリー哲学」について述べてみたいと思います。

ロータリー哲学という言葉の起源(1921年6月)

 1908年 ロータリー史上忘れることの出来ない2人の人物が入会しました。
まず、アーサーF.シェルドンがシカゴ・クラブに入会し、“He profits most who serves best”という表現を発表し、職業奉仕の概念を提唱しました。
 もう一人は後にロータリーの建設者と言われたチェスリーR.ペリーで、彼はロータリー50周年のある会議で、初期のロータリーにおける「職業奉仕の芽生え」について述べ,「職業は社会に奉仕する機会である」と言っています。
 また、ロータリーにおける奉仕の理念を解明して“Thoughtfulness of and helpfulness to others”(思いやりの心をもって他人のために尽くすこと)と言いました。
 1921年6月14日、シェルドンは今日の国際ロータリーの前身であるロータリー・クラブ国際連絡会第10回大会で“The Philosophy of Rotary”と題して演説を行い、これを機に「ロータリー哲学」という言葉が生まれました。

わたしが「ロータリー哲学」を意識し始めたのは

 わたしは“Thoughtfulness of and helpfulness to others”『思いやりの心をもって他人のために尽くす』という言葉と、“He profits most who serves best”『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』という言葉が好きです。 そしてこれが即ちそのままロータリー哲学を最も適切に表現した言葉だと思うようになりました。(2005年頃)
 また、わたしが改めて“Thoughtfulness of and helpfulness to othes”『思いやりの心をもって他人のために尽くすこと』という言葉を再認識したのは2006年頃で、毎年発行されているOfficial Directory(公式名簿)の裏表紙の内側に記載されているA Brief History of Rotary の中に、次のような記載を発見することが出来ました。
 Rotary clubs everywhere have one basic ideal −the“Ideal of Service”,which is thoughtfulness of and helpfulness to others.
 また、ロータリアン必携(最近の新しい改訂版でなく、1985年、1987年改訂版)の第1巻(総論)20頁、「ロータリーのプログラム」の中に奉仕の理想とは「他人のことを思いやり、他人のために役立とうとすることである」と定義されていることを知ることが出来ました。
 そして、これは Rotary is “Thoughtfulness of and helpfulness to others”という国際ロータリー初代事務総長チェスリー・ペリーの言葉であるとわかりました。

わたしの「ロータリー哲学」信奉の経過と 現在の心境

 わたしは1970年9月以降ロータリアンとなり、別府ロータリー・クラブについで 別府中央ロータリー・クラブの会員としてロータリー歴、通算45年が過ぎましたが、2010年7月、入会40年を記念して纏めた「ロ―タリー哲学の実践」をわたしの生甲斐として今日に至っています。

ロータリー哲学を実践するには

 最もいい奉仕をするにはどうすればいいか、常に工夫をすること
Nothing but the best の奉仕
 ・・・ これ以上いいものはつくれない ものをつくる。
 ・・・ これ以上のサービスはできない サービスをする。
To dream a new dream
 ・・・ 常に新しい夢をみながらより良いものを探る

 この2つの言葉は、ロータリーの心を自分の職業に生かすために心がけているわたしの好きな言葉ですが、地域のために何か良いこと、新しいことができないか、常に新しい夢をえがきながら毎日の仕事にベストを尽くすよう心がけています。
 このようにすれば、年をとるひまもなく、この意味で“ロータリーは青春をつくる”ということができます。
 その結果として、世間の信用が得られ、これがいわゆるProfits(利得)につながり、ひいては地域の活性化に役立つのではないかと思う次第です。

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