鳴海クリニック <消化器内科・内科・外科・皮膚科>

クリニックレポート(個別記事)

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帯状疱疹における治療の一工夫
NO.133 2005/9/23

帯状疱疹の治療にあたって最も大切なこと

 帯状疱疹の治療にあたって最も大切なことは、出来るだけ発症から4日以内に治療を開始し、2週間を目途に治すことです。 皮疹が広範囲で潰瘍をつくる場合は、治癒までに少し時間がかかり、神経痛が残ることが多く、年余にわたって苦しむ場合もあります。

・従って、皮膚症状は勿論ですが、神経の炎症を出来るだけ早くくいとめるよう、症状のコントロールに力を注ぐことが大切です。
・このためには、神経の鎮静とともに、体内鎮痛機構(痛みの下行抑制系)を活性化するノイロトロピンの注射と相俟って、抗ウイルス剤や消炎鎮痛剤を上手に使うことです。
・とくに抗ウイルス剤はだらだら使うのではなく、水疱が乾燥するまで使います。水疱のある間はそれにウイルスが沢山いますので、その間に集中的に使うわけです。

神経痛のコントロール:
・ポンタールなどの普通の消炎鎮痛剤でうまく行かない場合、抗鬱剤を併用するとか、H2抗ヒスタミン剤であるシメチジンなどを併用して、ある程度有効であった症例も経験しています。
・その他、必要に応じてビタミンB12製剤であるメチコバールを併用しております。

理学療法:
・とくに帯状疱疹後神経痛に対しては、ソフトレーザーを神経のツボに週に2、3回照射して効果をあげています。(照射条件;1000mwで15~30秒)

塩酸オロパタジン(アレロック)の帯状疱疹への応用

 アレロックのサブスタンスP遊離抑制作用は、末梢知覚神経C線維に働くことから、「かゆみ」のみでなく、痛みへの効果も期待できます。
 従って、各種疾患の「かゆみ」対策のみならず、帯状疱疹の神経痛の軽減や、一般に、ストレスに弱い患者の治療にも応用されることが充分考えられます・
<当ホームページNo.131 最近の研究と抗アレルギー薬の新しい使い方(2005/9/5)より>

 従って、上述の方法でうまく行かない場合、アレロックの使用が考えられますが、最近次のような症例を経験して、帯状疱疹の治療に一つの光明を見出すことができました。
 以下、その症例について述べてみたいと思いますが、ご参考いただければ幸甚です。






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