別府市の将来について考える
NO.538 2015/8/9


 別府市は美しい海あり、山あり、それに加えて日本一の温泉もあり、豊かな自然と観光地、2つの顔を持つ、歴史と文化あふれる国際観光温泉文化都市です。
 100年を誇る温泉まつりをはじめ、世界的有名な音楽家アルゲリッチによる音楽祭、神楽女湖の花菖蒲観賞会や夏・冬とそれぞれに趣がある花火大会など、年間を通じて様々な催しを楽しむことが出来る。
 これは他に類をみないかけがえのないもので、この天与の資産を守り、これを別府のトレードマークとして今後の発展に生かすことが、わたしたち別府市民の使命である。



別府の魅力

 別府の魅力について色々なことが言われているが、これを次に列挙すると

・別府の海からの眺めの素晴らしさは世界に冠たるもので、昔から東洋の
ナポリと称されている。
・山を背に扇情に広がる別府市の美しさ、別府の一番の魅力は人である。
・国際的なまちで、のびのびと。
・ここには特別な「日常」があり、 
 別府に来て驚いたのは、まちの人との距離の近さや親しみやすさだった。
・外国のような、下町のような、不思議なまち
  まちの中のヨットハーバー
  海からみた別府はナポリよりも素晴しい
・このまちからは、安心感や 温かみを感じる。

国際医療福祉大学大学院・高橋 泰教授の提言
 
 〜 別府への高齢者移住について 〜

 民間団体「日本創成会議」は、東京圏の75歳以上の高齢者が今後急増するとして、医療・介護施設や人材で余力がある地方41地域へ移住を促す提言をしたが、調査を担当した国際医療福祉大学大学院の高橋泰教授は別府市を最も勧める移住先に挙げている。
 
 高橋教授は別府を勧めた理由として、次のように述べている。
全国で介護需要が増す中、今の介護インフラで余力がある地方都市は別府と北海道室蘭しかない。別府は医療も充実し、大学生の流入が多くて活気がある。温泉は豊富で、食事は良くて物価が安い。ピアノの巨匠マルタ・アルゲリッチが携わる音楽祭も開かれる。特徴ある都市で魅力的に感じたと。

別府独自の国際性を生かした国際奉仕を考える

 2000年6月、別府市は日本の都市では初めての「国際交流都市宣言」をし、真の国際交流都市に向けて歩みを始めた。
 最近の資料によると、別府市の人口は、県内では大分市についで2番目となる12万人を超えており、立命館アジア太平洋大学(APU)の開学(2000年)をきっかけに、既に98の国と地域より3588人の留学生が集まっており、日本も有数の異文化あふれる国際交流都市として成長を続けている。

リトル・ワールドになる別府

 別府市報・平成13年12月号によると、10月末現在、別府市には約2千百人が外国人登録をしている。多いのは留学生で、昨年開学したAPUに904人、別府大学に420人、別府女子短大に37人いる。4年生大学であるAPUはまだ2年生までが在学しているだけであり、2003年には大学院の開設も目指しているので、他の大学の留学生や一般の外国人居住者も含めて、数年後には市内に約4千人の外国人が定住することになる見込みであるとしている。
 そして、その頃の別府市の人口を約13万と推定すると、人口のおよそ3%を外国人で占めることになり、日本の地方都市では異例の高さにあるとしている。
 別府市在住の外国人の特色は、出身地が多岐にわたっていることである。APUにはその時点で、アジア地域24、アフリカ地域15、南北アメリカ地域5、オセアニア地域6、ヨーロッパ地域15など、世界の1/3にあたる計64の国と地域から留学生が来ている。このため、海外や市内外から政治家や経済人、学者や一般の人たちなどの視察者が相次ぎ、APUは別府の新名所になっている。
 また、APUには更にいろいろな国から留学生が来る予定であるので、別府は日本でも珍しいリトル・ワールド(小世界)になって行く。
 次に、2010年3月24日に発行された大分合同新聞・大分のニュース〔別府新聞〕に掲載された「別府市内の外国人留学生数の推移」を示した。
 これをみると、2000年から9年間で留学生数が500人から3500人に増えていることがわかる。




Back